FVConsulting

弊社の広告制作・チラシ制作への取り組みについて

2021.12.15

神奈川・横浜・湘南エリアの映像制作会社FVコンサルティングです。

 

弊社では、雑誌やダイレクトメールなどの用途に合わせた、広告制作やチラシ制作も行っています。なかでも、大手ハウスメーカー様の法人提携先向けの冊子用の広告制作は、かなり長く担当させていただいております。

 

今回はこちらのお仕事を例に、弊社の広告制作やチラシ制作への取り組みや考え方についてご説明いたします。

 

企業向け冊子の場合、その企業ごとの特徴やカラーがあります。大手ハウスメーカ様の法人提携先は複数ありますので、まず弊社では、提携先企業様の特徴や社員構成、広告媒体のターゲットなどを事前に確認します。そして、その内容から提携先企業様ごとに、「どのような層の人」に「何」を訴求するのが最も相応しいかを検討します。

 

つまりダーゲット層を定め、そのターゲット層に最も適した訴求内容を絞り込むのです。そのうえで、各提携先企業様向けの広告原稿を制作しております。

 

同じ内容でも提携先によって変化

 

広告原稿を作成する前段階で、必ずターゲット層と訴求内容を決めるというお話をしましたが、もちろん、同じ内容を訴求する広告を各提携先の広告媒体に出稿することも多いです。その場合も、掲載する提携先の媒体により、デザインやコピーを変化させます。それは、提携先企業様ごとにターゲット層が異なるからです。

 

広告が目的を果たすためには、ターゲットにきちんと読んでいただくことが必要です。しかし、広告ページには目を通さずに、読み飛ばしてしまわれる方がほとんどです。そのため、確実にターゲットの目にとまるようなデザインやコピーの広告を制作しなければなりません。

 

デザインやコピーの考え方にはさまざまあり、一概に「このように配慮すれば万能な広告になる」というような法則はありません。それでも、いくつか考え方の定石があり、ターゲットや訴求内容、広告の目的などに合わせて適宜最適な考え方を採用した上で、デザインやコピーの制作に臨むべきだと考えています。

 

デザインの面でいうと、色の使い方、写真やイラストの使用有無や使い方、各コンテンツの配置などを考える必要があります。また、使用する文字(フォント)の種類や大きさも重要なポイントになります。

 

第二の人生を静かに過ごせる終の棲家を訴求したい場合は落ち着いた感じにまとめる、子育て世代の若いファミリー向けにはあえて雑然とした感じで小さなお子様がいるご家庭を連想させるなど、デザインの方向性が異なってきます。

 

コピーについても同様で、ターゲット層に最も響くキーワードを効果的に使用するだけではなく、商品やサービスの内容説明に終始するのではなく、その商品やサービスを利用することで、お客様がどのようなメリットを享受できるのか、どういった生活を送れるのかを、しっかりと伝えられるようなコピーを考えます。

 

問い合わせが増えるような仕掛け

 

この事例の場合、広告を掲載する目的はお問い合わせをいただき、ご自宅の新築や増改築のご相談をいただくことです。そのため、A4サイズ1頁または見開き頁の中で、ターゲット層となる読者の興味をひきつけ、そこからさらにアクションを起こしていただかなければなりません。

 

そのためには、読者の目を惹きつけるキャッチから始まり、導入部、本文や適宜挿入する付随情報や写真、イラスト、そして最も肝心な問い合わせ先などの配置が重要になってきます。これらを最適に配置したページ構成を作るためには、Zの法則とかNの法則というものを使います。

 

これらは、人の視線の動きに関する法則です。簡単にご説明すると、人は横書きの文章が記載されている頁を読む時には、視線がZの形に移動し、縦書きの文章が記載されている頁を読む時には、Nの形に移動することが多いというものです。

 

この場合、Zは書き順の通り左上から右上、そして左下へ行きそこから右下へという動きになりますが、Nの場合は書き順とは逆になり、右上から右下へ、そして左上から左下へという動きになります。

 

いくら見かけ上のデザインが芸術的であったとしても、この読者の視線の動きを意識した情報の配置を行っていないと、読者を最後のアクションにまでうまく導けなくなるのです。

 

また、この事例の場合は法人提携先向けの広告がメインですので、法人営業の担当者様のお顔やプロフィールを掲載することで、ハウスメーカーの商品やサービスだけではなく、営業担当者様についても強く打ち出すようにしています。そうすることで、「この人なら安心して相談できる」という安心感をもっていただけるようにしているのです。

 

必要があれば、この広告によりアクションを起こしていただくことへのインセンティブをご提案し、広告に盛り込む場合もあります。

 

問い合わせ急増

 

今年に入って、今まで弊社が担当していなかった他の法人提携先への広告も、制作させていただくことになりました。上記のような方針を貫き、個々の法人提携先に合わせて丁寧な広告制作を行ったところ、ご担当者様から「反響が伸びたよ!」と嬉しいお声をいただきました。

 

これからも、このようなキメ細かな準備と工夫を継続し、お客様のお役に立ち、喜んでいただける広告制作、チラシ制作を行ってまいりたいと考えております。

 

今までの広告に物足りなさを感じている、新しい変化を求めているといった企業のご担当者様がおられましたら、ぜひ一度ご相談ください。

 

Written by Y.Nishino

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