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メルパルク東京 スチール写真撮影:建造物写真のコツ

2020.10.29

神奈川・横浜・湘南エリアの映像制作会社FVコンサルティングです。

弊社では、スチール写真の撮影も承っております。フード、ブライダル、アパレル、建築物、人物などの幅広いジャンルの撮影を行っておりますが、特にホテルなどの建造物の写真撮影を得意としております。

今日は、建造物の写真撮影についてご紹介したいと思います。

 

 

ホテルメルパルク東京さんの外観写真の撮影をさせていただいたのは、かれこれ3年以上前。しかし、今でもホテルホームページのトップに、弊社が撮影した画像を起用していただいております。ありがたいです。

【公式】ホテルメルパルク東京 <https://www.mielparque.jp/tokyo/>

 

皆さんの中には、写真を撮ってみたら、左右の縦のラインの上側がそれぞれ中央の方に寄っていったような感じに歪んでしまったり、端っこに写っているものがなんだか膨らんだように写ったりしていてがっかりしたという経験がおありの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

例えばズームレンズでの撮影では、一番ズームにした状態で撮影者が後ろに下がり、被写体から離れた場所で撮影すると歪まずに撮影できます。しかし、ホテルなどの大きな建物の場合、建物から遠くに離れて撮影するというのは、物理的に無理です。

 

そのため建物の撮影では、レンズによっては建物が歪んでしまう事があるのですが、弊社では、歪んだ画像も適正な処理によりきちんと調整を行って対応しております。

 

 

被写体によりそれぞれ注意点が異なりますが、建造物の外観写真撮影には、様々な注意点があります。その中の1つに、撮影するタイミングがあります。

 

緑が生い茂っているようなシチュエーションの中に建造物がある場合は、緑が最も美しい季節に撮影するのがおすすめです。周囲に緑などない場合は、空気が澄んでいる今頃から冬にかけての時期がおすすめです。夜景シーンも、空気が澄んでいる時期の方が、照明などの映り込みが綺麗に撮れます。

 

また、ホテルの部屋から夜景が見えるシーンを撮影するには、同じアングルで部屋を綺麗に見せる設定で撮影したものと、外の夜景を綺麗に見せる設定で撮影したものを合成すると美しい写真に仕上がります。

 

 

建造物の遠近感の歪みを補正したり、被写界深度をコントロールしたり、鏡などへのカメラの映り込みを避けるために、アオリと言ってレンズを上下平行に移動させたり、左右平行に移動させたり、前後に傾けたり、左右に傾けたりする機構が組み込まれている一眼レフカメラ用の交換レンズがあります。

 

弊社では、新たに最新カメラを導入しました。こういった、レンズや機材、照明機器のチョイスも、良いスチール写真を撮るためには重要な要素になるからです。先日導入したカメラにより、暗い場所での撮影にも容易に対応できるようになりました。今後のブログで詳細をお伝えしますので、ご期待ください。

 

もちろん、写真撮影には構図やアングル、光の方角や太陽の高さ、ライトアップと空間の関係などが重要です。これらに加え、お客様のニーズに合ったより良い写真を撮影するためには、どのようなカメラやレンズ、そして照明機器に何を使うかなども考えながら、お客様の撮影をさせていただいております。

 

Webや印刷物などに掲載するスチール写真の撮影をご検討中の方は、ぜひお気軽にFVコンサルティングまでお問い合わせください。

 

Written by Y.Nishino

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