2021.8.1
神奈川・横浜・湘南エリアの映像制作会社FVコンサルティングです。
皆さんは、旅行の計画を立てるときに宿泊先をどうやって決めていらっしゃいますか。ガイドブック、旅行会社のパンフレットのような紙媒体や、インターネットで検索したホテルの比較情報などでしょうか。
いずれにしても、文字や写真の情報が多いかもしれません。実は、文字や写真の情報だけではなく、そのホテルの特徴やイメージをしっかりと伝える手段として、ホテルのプロモーション映像が注目されているのをご存知でしょうか。
今回は、ホテルのプロモーション映像についてお伝えしたいと思います。
弊社では、ホテル内で流される店舗紹介などの映像制作も行なっております。現在は、新型コロナの影響で海外のお客様が減っていますが、通常であれば日本人だけではなく、海外からのお客様も数多くホテルを利用されています。
そこで、ご利用客の皆様に「このお店でディナーを食べたい」「このお店へ足を運んでみたい」と思っていただくために、映像は大きな役割を果たすのです。
油で揚げる時や熱した鉄板に水を落とした時の、ジュワッとかジュージューといったような音をsizzle（シズル）と言います。転じて広告表現では、消費者の五感に訴えかけて、生理的な欲求の次元から商品の購買欲を刺激し、購買を促す表現効果の高い広告を「シズル感がある」と言います。
文字や写真だけの情報ではなく、映像を用いることで、よりシズル感が高いプロモーションを行うことができます。ホテルに到着してホッと一息ついて「さて、何を食べようか」といったタイミングで、天ぷらを揚げたり鉄板で美味しそうなお肉を焼いたりする様子を目にしたら、海外からのお客様にも「おぉ、このお店で食べてみたい！」と強い印象を与えることができるのです。
レストランだけではありません。館内の設備である大浴場やプール、アスレチックジム、バー、カラオケやイベントの様子を流すことで、同じように館内施設の利用を促す効果が高まります。
プロモーション映像は、館内用の映像に限りません。FVコンサルティングには、今までホテルのプロモーション映像や写真撮影、パンフレットなどの制作実績が多数ございます。
館内用の映像とは異なり、ホテルそのものを選んでいただくためのプロモーションですので、ホテルそのものの特徴を強く印象づける必要があるため、そのホテルの特徴を前面に出し、かつ分かりやすくて好印象の映像が求められます。ホテルのプロモーションだからと、ただ単にホテルの外観や館内の様子を映像化すれば良いという訳ではないのです。
例えば、あるホテルでは高級感あふれる映像が求められ、ファミリー層がターゲットのホテルでは、カジュアルでアットホームな映像が求められます。それぞれのホテルがターゲットとする層に訴求できるよう、コンセプトも撮影対象も異なる、唯一無二の映像となるのです。
弊社では、様々なホテルがターゲットとしている顧客層を把握し、かつ新規顧客層なども考えた上で、そのホテルの特徴を最大限に引き出せる映像制作の提案を行なっております。
弊社では、以前からアパホテルさんとのお取引があり、鉄板焼 七海さんのプロモーション映像を制作いたしました。
七海さんは、アパホテル＆リゾートの両国駅タワーと東京ベイ幕張の2つのホテルに入っている、アパホテルさんの直営レストランです。東京ベイ幕張の七海さんでは、全国のアパホテル直営レストランの運営やメニューの相談役としてアドバイスを行われている調理長自らが腕を振われることもあるそうです。
両国駅タワー店は残念ながら、現在は新型コロナの関係でお弁当の販売のみとなっていますが、東京ベイ幕張店では、酒類提供時の時間の制約などはあるものの、個室で担当シェフに目の前で食材を焼き上げてもらえる贅沢なひと時を過ごすことができます。
代表取締役専務である元谷拓様と打ち合わせを重ねながら、シズル感溢れる映像やBGMにまでこだわって、制作をさせていただきました。ホテルを利用されているお客様がディナーのレストランを選ばれる時に、短時間でお店の良さを直感的に受け止めていただける映像に仕上がったと自負しております。
Written by Y.Nishino
