FVConsulting

ドローンで広角撮影

2021.10.30

神奈川・横浜・湘南エリアの映像制作会社FVコンサルティングです。

 

弊社は、映像制作とホームページ制作を業務の2本柱に据えています。映像制作に関しては、お客様のニーズに応じた映像を、企画からロケーションコーディネート、キャスティング、撮影、編集まで、トータルにご提供しております。

 

特に撮影に関しては、日進月歩の技術や機材に追随し、常に最高の作品をお届けできるように日々研鑽と創意工夫を重ねています。今回はその中でも、360°カメラのGoProと組み合わせて低空からの広角撮影を可能にした、弊社独自の開発モデルによるドローン撮影をご紹介します。

 

ドローン撮影の普及

 

ドローンとは無人飛行機の総称ですが、一般的には複数の回転翼を持つ小型無人飛行機を指します。小型と言っても500kg近い積載量を可能にしたもの、飛行機やヘリコプターの形状をしたもの、そして一般的に皆さんが思い浮かべるであろう、複数のプロペラを搭載したマルチコプター型のものと、いろいろな種類があります。

 

ドローンの利用シーンもさまざまで、災害時の緊急物資の輸送や通販商品の配送、農薬や肥料の空中散布や作物のモニタリング、人がなかなか入れない地域での捜索活動、災害発生時の被害状況や生存者の確認、橋梁・ダム・送電線・危険箇所などにおける点検やメンテナンスなど、本当に多岐にわたります。東京オリンピック2020の開会式でも、多数のドローンによるパフォーマンスが披露され、視聴者を圧倒しました。

 

現在マルチコプター型のドローンが主流となっている理由は、機体の安定度の高さや操作性の良さからです。弊社が使用しているドローンもマルチコプター型で、企業様のPVやCM撮影などに活躍しています。広い敷地の上空から撮影した映像はインパクトがあり、多くのお客様から「ドローンを使用して良かった」とご好評をいただいております。

 

弊社のドローン撮影を取り入れた作品集が、こちらです。

 

このように要所要所にドローン映像を取り入れる事で、ダイナミックな映像に仕上げることができます。

 

ドローンで広角撮影

 

撮影用のドローンには、広角レンズカメラが搭載されているものが一般的なのですが、かなり高度を上げないと、広い画角の撮影はできません。そのため、広い画角の撮影は屋外で行うのが一般的です。

 

先日、天井高が15m程度の某テレビ局の屋内スタジオで、ドローン撮影をする機会がありました。ご要望は、スタジオの端から端までを撮影して欲しいとのことでした。前述の一般的なドローンでは、天井高15mだとご要望の画角を収めることができません。

 

しかし弊社が開発したモデルのドローンは、天井高の低いスタジオでも端から端までを画角に収めて撮影することができました。そのモデルは、ドローンに360°の撮影が可能な高性能アクションカメラGoProを組み合わせた弊社独自モデルのドローンです。

 

カメラにもドローンにも精通しているスタッフが、このように通常の機器を利用するだけではなく、常に弱点を補う撮影技法を追求し、お客様のご要望に応えてまいります。もちろんこの姿勢はドローン撮影だけではなく、スチール写真や映像作品の撮影・編集、そしてアニメーション制作にも共通しています。

 

非GPSで自律飛行する場合のテクニック

 

ドローンの室内撮影には、さらに大きな課題があります。それは、操縦テクニックです。屋外で撮影する場合は、飛行コースをプログラミングしておき、ドローンに搭載したGPSで現在位置を確認しながら必要に応じてルートを補正し、プログラミングした通りに自律飛行させることができます。

 

GPSとは、人工衛星からの電波を受信して、現在位置を特定するシステムです。しかし室内撮影の場合は、建築物による磁場の影響を受けるためにGPSの電波をうまく受信できないと、進路からずれてしまってもそれを補正できず、プログラミング通りに自律飛行させることが難しいのです。

 

そこで必要となってくるのが、ドローンの操縦テクニックです。もちろんVisual SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)、ビーコン方式、ARマーカー方式など、お金をかければ室内でも自律飛行をさせるための技術はあります。しかし、撮影は通常1回だけのため、自律飛行の実現に経費をかけるよりも、ドローンの操縦テクニックを磨いた方が、よりコストを抑えられるのです。

 

弊社では、ドローンパイロットの資格を持つプロカメラマンが撮影するため、最も効率的に高品質な空撮作品をお届けできます。

 

どんな環境でも最適なドローン撮影をご提案

 

弊社は今までお客様のご要望にお応えして、さまざまな環境下でのドローン撮影を行ってきました。万が一「こんな場所での撮影は難しいのではないか」などと不安をお持ちのお客様でも、どうぞお気軽にご相談ください。

 

プロのドローンパイロットであり、プロのカメラマンであるスタッフが撮影可否を判断し、万が一難しい場合でも、代替え案のご提案により、お客様のご要望に出来得る限りお応えできるように、誠心誠意対応いたします。

 

Written by Y.Nishino

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