FVConsulting

弊社が開発した独自のドローン(GoPro搭載)

2021.5.6

神奈川・横浜・湘南エリアの映像制作会社FVコンサルティングです。

 

今回は今までと少し趣向を変えて、撮影者の立場から弊社のご紹介をしたいと思います。弊社の得意分野であり、よくご依頼いただくドローン撮影について、その機材に関する弊社の工夫点を紹介します。

 

ドローン撮影での悩み

 

よく依頼をいただくのが企業様の敷地内でドローンを飛ばし、社屋や施設などの全体を撮影して欲しいという内容です。ご存じの方もおられると思いますが、ドローンに関しては改正航空法を始めとしたさまざまな規制が設けられています。

 

その中の一つに、ドローンは私有地内であれば飛行させられるというものがあります。つまり、すぐ隣に別の企業の敷地などがある場合も、依頼主である企業様の敷地から出てはいけないのです。土地の所有権というものは、地面だけではなくその土地の上空にも及んでいます。そのため、他人の土地の上空を飛行させることは出来ないという訳なのです。

 

しかしそうなると、思い通りの良い映像が撮影できないということになります。撮影者としてはこの問題を解決するために、狭い敷地内でもより広角の映像を撮影できるドローン撮影機材が欲しくなるのです。

 

新機種購入の検討

 

先日、DJI Air 2Sが発売されました。
DJI Air 2Sは、600g以下のコンパクトボディに1インチCMOSセンサーやインテリジェント機能を搭載し、5.4K/30fpsや4K/60fpsの動画撮影に対応しています。ハイダイナミックレンジ(HDR)、高解像度、正確な色再現性といった特徴により、低照度の環境下でもシャープで鮮やかな色合を再現でき、美しい夜景を撮影できます。

 

弊社が所有しているドローンはDJI mavic2proです。
DJI mavic2proは、スウェーデン製のHasselblad L1D-20c カメラを搭載しており、20MP1インチのCMOSセンサー、F2.8-F11の絞り調整機能、10-bit Dlog-Mカラープロファイルにより10bit HDR動画撮影ができる超高画質の撮影機です。そして、全方向障害物検知により、安全な飛行も実現できます。

 

実のところ、弊社では新たにDJI Air 2Sを導入しようか悩みました。しかし、アメリカのYouTuberがこの2機種を比べた動画を見て、弊社所有のDJI mavic2proに軍配が上がりました。

 

弊社がDJI mavic2proに軍配を上げた理由は以下の通りです。
『DJI Air 2Sでは順光になった時と逆光になった時の露出調整が利かないこと』

 

これは、弊社にとっては致命的でした。光の強さを調整する露出調整が利かない事と、色表現がうまくできなくなるからです。弊社もBlackmagic社の編集ソフトDavinci Resolve 17を使用してグレーディングを行っていますが、それができなくなってしまうのです。

 

弊社オリジナル!GoPro搭載「FVオリジナルドロン号」を開発

 

そこで考えたのが、弊社所有のドローンDJI mavic2proに360度のGoPro hero9を搭載するという方法です。GoPro hero9は5Kの撮影もできます。上の写真のように、接続用ワイヤーの太さや材質、そしてバランスウエイトなどの調整を行い、ついに完成しました!

 

私はこれを「FVオリジナルドロン号(ドローンとゴープロが合わさっているので)」と呼んでいます(笑)。

 

この「FVオリジナルドロン号」が完成したことにより、狭い敷地内でも広角の映像が撮影できるようになったのです。

 

軽井沢のClub Obit様の撮影の際も、軽井沢という土地柄、隣接する別荘の方々のご迷惑にならないように敷地内で広角の映像を撮影することができました。それがこの作品です。

 

この作品のように、狭い敷地でドローン撮影を行いたいといったようなご要望をお持ちの企業様などは、お気軽にご連絡ください。ドローン撮影した映像を導入することで、映像の印象が大きく変化し、より高い訴求効果を期待できます。

 

Written by T.Nishino

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