2021.4.29
神奈川・横浜・湘南エリアの映像制作会社FVコンサルティングです。
前回に続き、今回は映像制作の費用についてお伝えします。映像はとても訴求力の高い手段なので興味があるけれども、映像制作費にどのぐらいかかるのか、相場がわからないために二の足を踏んでおられるという企業様もおられるのではないでしょうか。弊社の考え方を参考にして頂けたらと思います。
映像制作費用の見積もりにおける内訳は、基本的に以下の項目になります。
・企画構成費
・撮影費
・ドローン撮影費
・編集費
・モデル・キャスト費
・撮影スタジオ費
・その他
では以下より、項目別に説明していきます。
クライアント様のご要望やどのような映像を作りたいかをヒアリングさせていただき、映像の企画を考え、構成やコンテを作成していく工程の費用です。
例えば、新商品をPRしたい、企業イメージをアップさせるブランディング動画を作りたい、非対面で授業を行うための映像を作りたい、個々の店舗ではなく商店街や街などを活性化させたい、言葉だけでは伝わりづらい操作方法などの取扱説明書を動画化したいなど、一口に映像と言っても用途はさまざまです。
制作する映像の役割をどこに持っていくかを想定し、企画提案を行います。この工程の成果物自体は直接エンドユーザー様の目に触れませんが、映像制作における最も肝となる重要な部分ですので、弊社はこの企画構成にとても力を入れています。
最後まで見ていただくためのストーリー性を持たせた構成、迫力のある映像を演出できるドローン撮影や、人物と背景やCGなどを合成するクロマキー撮影など、映像の目的を果たすために有効なさまざまな提案を行います。
また予算を抑えたいクライアント様や、映像制作に慣れているクライアント様の場合は、コンテの作成までをクライアント様の方で実施される場合もあります。
弊社の場合は、企画構成費は基本的に100,000円〜。
映像の尺や内容によって変動します。
撮影するカメラマンやアシスタントの人件費で、撮影内容の多さや拘束時間の長さなどで変動します。
弊社の場合、最新の高画質カメラや様々な照明機材、高性能マイクなどの機材は自社で用意できますが、特殊な機材や撮影備品が必要な場合は、撮影費とは別に機材レンタル費などの項目でお見積もりをすることもあります。
撮影費は基本的にカメラマン1名、アシスタント1名の場合で、200,000円〜。
ただし予算を抑えたい、拘束時間が短いなどの場合には、ご相談に応じさせていただきます。
弊社ではドローン撮影も得意としております。機材も最新のドローンを導入し、より広角な映像のご提供も可能になりました。また、弊社の代表がドローンパイロットの資格を持っておりますので、クライアント様からもご安心をいただいております。
また、基本的には事前にロケハンを行います。ロケ地が遠方の場合も、撮影前には必ず確認を行うようにしておりますので、日程調整等にはご理解をお願いしています。
ドローン撮影の場合は、撮影場所の制限や事前の撮影許可申請などの手間もかかりますが、それらの申請業務も承っています。
弊社の場合は、ドローン撮影は基本的に1日80,000円〜。
撮影した映像を編集していく作業に掛かる費用です。様々な効果や演出を施すため、編集マンの腕が映像の出来栄えを左右しますが、当然凝った演出を多くすると編集費用も上がります。また、弊社では基本的にテロップやBGMを導入する形でお見積もりしています。
海外のコンテナ船と海の映像など、撮影が難しい映像の場合は、弊社が契約しているストックフォトの既存映像を購入して使用することも可能です。
最近では、アニメーションの映像制作のご依頼も増えてきました。アニメーションも、パワーポイントのスライドショーのような形であれば低コストで作成できますが、イラストや図表などを書き起こす、キャラクターデザインを行うといった場合は金額が高くなっていきます。
弊社の場合は、編集費(1分程度 テロップ BGMあり)で基本的に150,000円〜。
アニメーション映像の場合は(1分程度 テロップ BGMあり)で基本的に200,000円〜。
弊社では、映像に出演していただくモデルさんやキャストのキャスティング手配も行っております。
モデル事務所に所属されているモデルさんの場合、出演した映像が、どんな媒体に使われるのか(ホームページなのか、CMなのかなど)、また使用期間、競合のあるなしで費用が決まってきます。
競合とは、他の競合メーカとは契約できないように制約をかけた契約を行うことです。例えば、A社が競合をかけずにCMの出演を契約したモデルさんは、同業他社であるB社のCMにも出演することが出来てしまいます。それを防ぐための手段が競合なのです。
したがって、競合をかけられたモデルさんは受けられる仕事の範囲が狭まってしまうため、その分出演料も高くなってしまうというわけです。
また、当初1年契約をしていたけれど、2年目も同じ映像を引き続き使用したいとなった場合は、モデル事務所と交渉して1年目のモデル費の何割かを支払う形になることが多いです。こういった交渉も、実績やノウハウを持っている弊社が責任を持って行います。
また弊社では、モデル事務所に所属していない素人キャスティングの手配も行っています。例えば、キャンプで親子が食事している様子を俯瞰で撮影するような場合、演技力が必要とされないため、素人の親子を起用した方が自然な映像を抑えることができるという場合もあるのです。
モデル費は、モデルさんのランクによっても異なりますが、年間契約で100,000円〜を目安にしてください。素人キャスティングの場合は予算を抑えられます。
撮影スタジオで撮影をする場合は、別途スタジオ費がかかります。スタジオにもさまざまなものがありますので、作りたい映像やご予算に合わせたスタジオをご提案いたします。
撮影の下見をするロケハン費用や、撮影で宿泊が伴う場合は、宿泊費や交通費などの実費もお見積もりに入ってきます。また屋外の撮影場所で、撮影使用料が発生するようなケースもあります。
またテレビCMに流す場合は、放送用のパッケージに仕上げるための作業が必要になります。この作業を行うには専門のスタジオが必要になりますので、その費用も発生します。
映像制作にはこのようにいろいろな項目の費用がかかってきます。予算に限りがある場合は、最初に予算を伝えていただけると、その予算に合わせたご提案が可能になります。
もし弊社の映像制作にご興味を持っていただけましたら、ぜひ弊社が手掛けた映像作品をご覧になってください。
Written by Y.Nishino