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ハム工房ジローWeb制作:コロナ禍乗り越えるドイツ伝統製法の味

2020.9.29

 

神奈川・横浜・湘南エリアの映像制作会社FVコンサルティングです。

今回は、弊社と同じく茅ヶ崎市にあるハム工房ジローさんのWeb制作についてご紹介します。

 

弊社とハム工房ジローさんとの出会いは数年前です。当時もハム工房ジローさんはホームページを公開していましたが、弊社から「ホームページは営業マンです」とリニューアルを提案。その時に採用して頂いてからのお付き合いです。今でもこの思いの下、コロナ禍を乗り切るための工夫を始め、随時改訂を続けています。

 

 

まずは簡単にハム工房ジローさんについてご紹介します。

 

始まりは1925年に横浜の本牧で先代が始めた精肉店でした。この精肉店は、ドイツのソーセージ職人だったカール・ブッチングハウス氏が経営している目黒のソーセージ工場にも豚肉を納めていました。

 

そこで食に対する探究心の旺盛な先代がカール氏に働きかけ、伝統的なドイツ製法の技術を直伝されたのです。今では茅ヶ崎青果市場内に本社と工場のある有限会社ハム工房ジローさんですが、二代目と三代目が二人三脚で、先代がカール氏から教わった当時の製法を頑なに守っています。

 

 

当時は化学調味料や保存料などない時代です。ですから、ハム工房ジローさんのハムやソーセージは、保存料、増量剤、化学調味料を使っていない無添加製品や、唯一発色剤だけを使用した低添加製品です。そのため、当然素材にはとてもこだわっています。

 

部位ごとにカットした肉は、塩漬液に2週間ほど漬け込んで熟成させます。熟成された肉はアミノ酸の量が増えて旨味が増し柔らかくなりますが、水分が抜けて縮むので、元の肉の約80〜90%ほどになってしまいます。この工程を”長期自然漬け込み”と言います。

 

長期自然漬け込みが終わると、一つひとつの熟成肉を手巻きして、桜の原木でスモークします。この”直火スモーク”により、肉の臭みが消され、木の香りが肉に徐々に染み込んでいき、独特の風味で味わい深いハムが出来上がります。

 

このように添加物や化学調味料を使わず、手間暇かけた昔ながらの伝統的な製法は、今ではすっかり珍しくなりました。しかも、自然由来のセロリパウダーを発色剤として使用したGreen Lineシリーズを開発する等、安全で安心して食べられる加工肉への情熱とこだわりは、今でもしっかりと受け継がれています。

 

Webサイトでは、このような伝統的な製法や、二代目三代目のこだわりや信念などを、写真や映像を用いて伝わりやすく工夫しました。

 

 

今はコロナの影響で、飲食業関係は苦戦しています。しかし、テイクアウトや内食が注目され始め、ハム工房ジローさんもECサイトページでの売り上げが伸びて来ています。

 

弊社が提案時に言った「ホームページは営業マン」とは、営業マンを育てていくようにホームページをブラッシュアップし、改善していくことで、自ずと売り上げが伸びていくという意味です。この思いの下、ハム工房ジローさんの製品を使ったレシピの掲載やECサイトページでの製品購入手順の改善などを続けています。

 

誰もが予想していなかったコロナ禍の状況でも、家族揃ってお家で美味しいものを味わってもらうために、さらに良いサイトに育てていこうと、現在も随時改訂しています。ご興味のある方は、ぜひアクセスしてみてくださいね。

<http://www.ham-jiro.jp/>

 

Written by Y.Nishino

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